奏でる場所~SecretMelody~

~宙side~

「奏、おはよー。」



拓斗の試合前日の朝。



あたし達はいつも通り学校に向かう。



拓斗に秘密にするのも、今日でおわり。





もう、1人で抱え込まなくても良いんだ。



そう思うと、足取りが軽い。



でも…



学校につくと、多分あたしをいじめてる人からの手紙が靴箱に入っていた。




はぁーー。



今日は何なの?



また、嫌がらせ?




奏に見つからないように封筒を開く。




すると、信じられない言葉か書いてあった。




"今まで、ごめんなさい。昼休み、ちゃんと話したいです。1人で2階の非常階段に来てください。きちんと謝りたいです。お願いします。"




え…?



どういうこと…?




「宙〜!行くぞっ?」



「あ、うん!」




なんで、いきなり…



まぁ、いいか。




いつもと違う、キチンとした字だし…




一度くらい、信じてみても…いいよね?




あたしはうきうきしながら、教室へ向かった。