あたしが教室に入った途端に、眞希と凪瑠ちゃんと愛ちゃんと羅那があたしに近づいて。 背中をさすってくれた。 どうしてそんなことするの、って言おうと思ったけど、 視界が歪んでいることに今さらながら気づいた。 「おつかれ」って言ってくれて、 頭をなでてくれて、 励ましてくれて。 眞希、凪瑠ちゃん、愛ちゃん、羅那。 いつもありがとう。 あたしが病んでるときに元気づけてくれて。 あたしは大切な仲間たちに囲まれて、幸せだ。 輝先輩はまだあきらめれそうにないけど、ゆっくりと忘れられるようになろう。