「矢崎先輩。あたし、矢崎先輩のことがすきです」 あたしは給食当番だった輝先輩をひきとめて、そう告げた。 輝先輩はまた困った顔をした。 また困らせちゃったな…。 あたしは少ししょんぼりしながらも、表情にはださずに床をみていた。 うん。あたし、輝先輩の顔は見れません。