「テル先輩と…、つきあったんだよね…?」 実感がわかないあたしはおそるおそる眞希と羅那に聞いてみた。 だけど眞希と羅那はあたしの実感がわかない心をふきとばすように、 「「うん!!」」 って即答でにっこり笑顔付き。 本当に……、 あたし、テル先輩とつきあったんだ。 その日、嬉しすぎてなにも手がつけなくて、そして眠れなかった。