「そんなわけで、ちょっとした接客の練習をさせられるらしく、八百屋に来いと…。」



仕方ないから八百屋に向かう。

イルルはうまいこと
鉱山に逃げたとしか思えない。



八百屋の嫁から

「いらっしゃいませ!」

「声が小さい!」

容赦ないダメ出し。

何度か色々指導されて

「ダメね!やり直し!!」

と言われ

「なんかあなたの笑顔恐いのよね…。」

「んで、あなたの笑顔は胡散臭い…。」

と言われて
俺もリーヴェと同じく
軽く鬱になってしまった。