「とりま、行きましょうかぽこさん。」
リーヴェがそう言って
俺を連れ出す。
時間を少し過ぎていたから
店主に睨まれた。
特に会話もなく
黙々と歩く俺とリーヴェ。
なんとなく気まずくなってきた。
「…で、飛行車なんですけどね。」
突然、リーヴェに話しかけられた。
前置きとか無いのか?
いきなり用件からか?
「うちらの共通項ってイルルしかないし。」
認めちゃうのか、そこ。
「勇者は、ちゃんと平和さえ獲れれば一生働かなくていいっしょ?」
そうかもしれないけど
今まで誰も成功してないんだってば!
「イルルという共通項があるならついてかなきゃ損でしょ。」
オマエは俺が成功する前提で話すんだな。
「失敗するつもりで旅立ったヤツもいないんじゃ?」
…そりゃ俺も死にたくないしな。
で、飛行車がなんだっけ?
「加工屋がちょっとがんばったんで部品はもうできたよ。」
えっ?!
「で、次は八百屋なんだよね。」
八百屋を1日ヤメロとは言えないしなぁ…。
「条件付きで明日中に仕上げてくれるって。」
ナンダッテー?!
リーヴェがそう言って
俺を連れ出す。
時間を少し過ぎていたから
店主に睨まれた。
特に会話もなく
黙々と歩く俺とリーヴェ。
なんとなく気まずくなってきた。
「…で、飛行車なんですけどね。」
突然、リーヴェに話しかけられた。
前置きとか無いのか?
いきなり用件からか?
「うちらの共通項ってイルルしかないし。」
認めちゃうのか、そこ。
「勇者は、ちゃんと平和さえ獲れれば一生働かなくていいっしょ?」
そうかもしれないけど
今まで誰も成功してないんだってば!
「イルルという共通項があるならついてかなきゃ損でしょ。」
オマエは俺が成功する前提で話すんだな。
「失敗するつもりで旅立ったヤツもいないんじゃ?」
…そりゃ俺も死にたくないしな。
で、飛行車がなんだっけ?
「加工屋がちょっとがんばったんで部品はもうできたよ。」
えっ?!
「で、次は八百屋なんだよね。」
八百屋を1日ヤメロとは言えないしなぁ…。
「条件付きで明日中に仕上げてくれるって。」
ナンダッテー?!

