「あなたがレグナを助けてくれたんですね。」
天使のおじさんがナターシャさんに話しかける。
「はい。でも、これ以上、うまく傷が塞がらなくて…。」
ナターシャさんも、
どれほどの魔力を使ったのかわからないけど
かなり無理をしたようで、顔色が悪い。
「この傷は、魔族につけられたもののようですね。傷口に呪いがかかっています。呪いを解かないとうまく塞ぐことができません。」
魔族…。
このへんにいるようだ、という事実は
魔族狩りのラウザが言っていたから
間違いないんだろう。
天使と魔族が
どの程度険悪な関係なのか知らないが
レグナくんの翼を撃ち抜く程度には険悪なようだ。
色々、考えていたら
翼から黒く変色した羽が落ち、
傷もゆっくりと塞がってきた。
15分くらいかけて
傷はゆっくりと治っていった。
レグナくんの表情から険しさが消える。
傷口を塞ぎ終わると
ナターシャさんと天使のおじさんは
ぐったりしてしまった。
レグナくんのベッドの端に倒れ込んでいる。
体を起こしているのもつらいようだ。
俺の知らないところで何があったか聞かないと。
レグナくんが
怪我をしている理由が全く理解できないし、
何故翼を撃たれたのかもわからない。
苛立って、部屋を見渡したが
今晩、会話をすることができるのは
リーヴェくらいだろう。
怪我をしたレグナくんや
治療で疲れきったナターシャさんを
今起こしてまで聞くことはできない。
詳しい話は明日聞こう…。
今日は、すごく長い1日だったな。
俺も疲れたし…眠い…し…。
天使のおじさんがナターシャさんに話しかける。
「はい。でも、これ以上、うまく傷が塞がらなくて…。」
ナターシャさんも、
どれほどの魔力を使ったのかわからないけど
かなり無理をしたようで、顔色が悪い。
「この傷は、魔族につけられたもののようですね。傷口に呪いがかかっています。呪いを解かないとうまく塞ぐことができません。」
魔族…。
このへんにいるようだ、という事実は
魔族狩りのラウザが言っていたから
間違いないんだろう。
天使と魔族が
どの程度険悪な関係なのか知らないが
レグナくんの翼を撃ち抜く程度には険悪なようだ。
色々、考えていたら
翼から黒く変色した羽が落ち、
傷もゆっくりと塞がってきた。
15分くらいかけて
傷はゆっくりと治っていった。
レグナくんの表情から険しさが消える。
傷口を塞ぎ終わると
ナターシャさんと天使のおじさんは
ぐったりしてしまった。
レグナくんのベッドの端に倒れ込んでいる。
体を起こしているのもつらいようだ。
俺の知らないところで何があったか聞かないと。
レグナくんが
怪我をしている理由が全く理解できないし、
何故翼を撃たれたのかもわからない。
苛立って、部屋を見渡したが
今晩、会話をすることができるのは
リーヴェくらいだろう。
怪我をしたレグナくんや
治療で疲れきったナターシャさんを
今起こしてまで聞くことはできない。
詳しい話は明日聞こう…。
今日は、すごく長い1日だったな。
俺も疲れたし…眠い…し…。

