「とりあえず、作戦会議?か。」
「そうですね。宿屋にでも行きましょうか。だいたい目星はついてますよ。」
レグナくんが同意してくれたうえに、
既によさげな場所を見つけているらしい。
ありがたいから厚意に甘えさせてもらおう。
6人でぞろぞろと店を出る。
あれ?
なんか多くないか?
「ラウザさん、何勝手についてきてるんですか。」
「別に。」
この人、服が目立つから
一緒に行動したくないんだけどな…。
「でも、僕がいたほうが便利だと思うけど。」
何が『でも』なんだろう。
まあいいや…っていいのか?
いやいや全然よくない。
「見てもらえばわかると思うけど年頃の女子がいるからほいほいつれていくわけにもいかないっていうか。」
察して!
「大丈夫、僕は女性には興味がない。」
「「余計ダメだ!!!」」
やだ何この人恐い。
俺とリーヴェは
ナターシャさんの影に隠れる。
多分隠れきれてないけど。
ラウザは何か不可解な表情をしているが
そんなの些細な問題だった。
些細どころか、チリよりも軽いくらいだ。
レグナくんは少し珍しそうな顔で
「人間って色々種類がいるんですね。」
と言って
「こっちですよ。」
とか言いながら
宿屋まで案内してくれたが…。
空中をぱたぱたと飛びながら
案内してくれる彼は、
実はラウザよりも目立つ存在だった。
「そうですね。宿屋にでも行きましょうか。だいたい目星はついてますよ。」
レグナくんが同意してくれたうえに、
既によさげな場所を見つけているらしい。
ありがたいから厚意に甘えさせてもらおう。
6人でぞろぞろと店を出る。
あれ?
なんか多くないか?
「ラウザさん、何勝手についてきてるんですか。」
「別に。」
この人、服が目立つから
一緒に行動したくないんだけどな…。
「でも、僕がいたほうが便利だと思うけど。」
何が『でも』なんだろう。
まあいいや…っていいのか?
いやいや全然よくない。
「見てもらえばわかると思うけど年頃の女子がいるからほいほいつれていくわけにもいかないっていうか。」
察して!
「大丈夫、僕は女性には興味がない。」
「「余計ダメだ!!!」」
やだ何この人恐い。
俺とリーヴェは
ナターシャさんの影に隠れる。
多分隠れきれてないけど。
ラウザは何か不可解な表情をしているが
そんなの些細な問題だった。
些細どころか、チリよりも軽いくらいだ。
レグナくんは少し珍しそうな顔で
「人間って色々種類がいるんですね。」
と言って
「こっちですよ。」
とか言いながら
宿屋まで案内してくれたが…。
空中をぱたぱたと飛びながら
案内してくれる彼は、
実はラウザよりも目立つ存在だった。

