「餌に釣られないなら仕方ない、ぽこさん、ナタさん、下がって!」

リーヴェの指示が聞こえた。

よく聞こえたもんだと感心する。

「軍まで出したが所詮烏合の衆か。」

「こっちの被害は軽微だな。」

リーヴェが
ナターシャさん作成の受信機を見ながら言う。

『うわっ、イルルさんが!』