「魔物、じゃなくて、魔族、だったな。」

リーヴェが運転しながら、つぶやく。

「魔族だとヒト型だな。」

「一般的に魔物より手強いぞ。」
2人そろって言わなくても
知ってるよ…。

思わず重量級のエクトプラズムを吐いた。

リーヴェはすっ飛ばした割に安全運転で
町の西部に停まった。