嘘吐きなその唇で




私は額に手を当て、熱が冷めたのを確認。



『よしっ!雅哉、記念にプリ撮るぞー』



「俺と一緒に写真を撮りたければ、事務所を通して下さーい」



雅哉は意地が悪い笑みを浮かべる。



あぁ、ほんと良いキャラしてる。



私は口角を上げて微笑んだ。