私が言うと華凜は肩をビクッとさせ、頭を左右にブンブンッと動かした

そしてそのせいで、彼女の黒髪でキレイなロングヘアーがボサボサになった

「華凜、頭がボサボサ・・・すごいことになってる(笑)」

私が言うと華凜は手ぐしで髪を直し始めた

「和樹さん、華凜のこと大好きだもんね~」

「それは、仁さんも同じでしょ」

「あ、まぁーそうかも・・」

和樹さんと仁さんというのは私たちのお父さんたちのことだ

そんな話をしていたら屋上に着いたみたい