お姫様の恋

蓮side


俺はなぜか橘の腕を掴んでいた

「蓮って心配性?私、蓮に止められるの2度目なんだけど」

2度目?

「大丈夫。」

そう言って、俺に笑った

俺はその時、ずいぶん前に会った女のことを思い出していた

まさかあいつが!?

俺は死竜に向かって歩いてる橘を見ていた