考えているうちに、学校に行く時間になってしまった。 玄関前にある姿見に今日のあたしを映して最終チェック。 艶やかな癖のない、腰に届きそうな黒髪 小顔に乗ったぱっちり二重とたっぷりまつげ すらりと程良く細い手足 短すぎない膝上5センチ丈のスカート 「よしっ完璧。行ってきまーす」 行ってらっしゃーい と母の声を背に、玄関のドアを開き外に踏み出す。