叫ぶことも泣くこともできないでうなだれている彼女は、黙って感情と葛藤しているんだとすぐ分かった。 …俺に似てるから そんな細い肩を、優しく包み込んでやりたいと思った。 今まで感じたことのない感情… しかし、俺が手を差し伸べて彼女は喜ぶだろうか? 弱っている姿を見られたくないだろう。 なにせ俺に似ている彼女の気持ちは手に取るように分かる。 …でも放っておきたくなかった。 声をかけた彼女は、俺の言葉に凄く驚いてるみたいだった…