heart and cold~私には貴方だけ~【完】







「そんな言い方…可愛すぎるじゃん。」



ポツリと囁かれ、唇を塞がれた。



本やテレビでよくある“してやられた”とはこの事かと身を持って、しかもこのタイミングで知ることになるとは。



「ちょっ、ん…!」



離れようとしたらむしろ入ってくる。



唇を無理やり剥がして抗議しようなどと、愚かな考えだった。



身動きなんて出来るはずもなく…