「だから……はぁ…」 前髪をかきあげて困惑顔のはるき君はほんのり赤かった。 そして熱い視線を向けてきた。 「な、なに?」 少し怖さを感じて後ずさる。 「今俺はヤバいの!…璃花のこと襲いそうで。」 強く言った後の言葉は早口ではあったけれど聞こえた。 「…………そ、んな…!!」 一気に顔の温度が上がる。 これでもかってくらいに熱くなる。 「ほら…だから言いたくなかったんだ。」 ショボンとしてしまったはるき君の頭には垂れた犬耳が見えた気がした。