───… すぐそこにあった薄暗い空き教室。 多分空き教室… 目の前にははるき君の顔のアップで見通しが悪く 背中には硬い壁があって動けない為 ハッキリとここがどこなのかがわからない。 「せっかくいい雰囲気だったのに…」 ドキッ… 拗ねたような態度が可愛くて胸が高鳴る。 見過ぎては心臓に負担がかかると思い出し、俯いて目をそらした。 「璃花、こっちを見て?」 難易度の高い要求は困るんですが。 「見たらどうする気?」 俯いたまま様子を窺うことにした。