heart and cold~私には貴方だけ~【完】






唯一同じ扱いをしてくれたのは


さくら、だけだったな…



でも結局はさくらもあたしを、同じと思っていなかった。



陰で妬ましいと感じていたんだ。



そんなことを考えているせいなのか



どんどんあたしの心が、握られたみたいに痛んだ。



思わず顔を歪めてしまう…



「璃花?大丈夫か?」



ずっと、あたしは独りだったんだ。



二人だと思っていたうちもずっと…



自然と目から雫がこぼれていく。



今目の前には、信じたいと思える人が居る。



温かい、日だまりのようなはるき君。



本当の本当に一人じゃないことが嬉しくて、涙が出るんだ。