「…ちょっ」 ちょっと… なんで抱き締めるの!? 離れようとはるき君を両手で押してもびくともしない。 不意にはるき君の口が開いた。 「…俺は……璃花のこと「だめっ言わないで。」 “聞いてはいけない。” そんな気がする… そもそも、これ以上近づくと危険だ。 離れよう。 どんなに良い人でも今だけかもしれない。 “さくら”は別の花が嫌いだから。 きっと、また捨てられて泣くんだ…! そうなる前に、切り離してしまおう…