* * * * * 理恵と昴は近くの河川敷に来ていた。 河原のそばには草が被い茂っていて 伸び放題だった。 川の流れる音がかすかに聞こえ 心地がいい。 「学校をサボるのも、案外つまらないな」 ボソリと理恵が呟く。 通学カバンを片手に 空を眺めた。 「やる事ねーしなァ」 「サボるって誘うくらいだから、何か考えてると思ってた。.......幻滅だな」 「うるせー」 昴は言いながら河川敷に横たわる。 それから通学カバンを乱暴に放り 手を頭の後ろに組んだ。 「俺は寝る」