「........」




信じられなかった。
信じたくなかった。


いつもの口うるさい理恵が
本当の彼女じゃない気がして
少し怖かった。




「.....オレには関係ないじゃん」




呟きながら、昴の後ろ姿は廊下の向こうに消えていった。











*