「佑矢に何が分かんだよ。てめぇーみたいな空っぽな恋じゃねぇんだよ!!」

『別に。
未練があんなら最初からでも恋やり直せばいいんじゃねぇの?
どうせ家にいてもバスケの練習もしない、山村さんとこもいかない、部屋から出ようとしないってとこなんだろ?』

「……」

佑矢の言葉に俺は何も言えない。

というよりそれが事実だから言える言葉がねぇ。