そっと逢崎があたしから離れた。

「俺のこと今はどう、思ってんの」

そんな急に言われても……

もう、顔熱いよ。

真っ赤であろう顔を逢崎に見られないように伏せる。

ちらっと見上げると優しくほほ笑んであたしを見る逢崎。

「早くしないと佑矢くるかも」

「えっ」

「あいつ早くコーラ飲みたいって言ってたからね。質問変える。今は俺のこと好き?嫌い?どっち」