朝の8時、俺の携帯に一本の電話が入った。知らないやつからだった。 「もしもし・・・」 『あら結城くん?』 この声は 「西内か?」 『そうよ。覚えててくれたんだ!』 「どうでもいいけど要件は?」 『ずいぶんと冷たいのね。まぁ別にいいわ。そういえば姫下花音ちゃんって案外可愛いのね』 なんで花梨の話なんだよ。なんか企んでねぇと良いけど。