「なあ、花梨の好きなものって何?」 「あたしの好きなもの?」 ずっと聞きたかった。好きなものを見ると少しでも笑顔になって振り向いてくれるんじゃないかって期待を抱いてたんだ。 「あたしの好きなものは、うさぎといちごだよ」 案外かわいらしいものでびっくりした。なんか意外だった。 「ふ~ん、なんか意外だな」 俺がそういうと花梨はぷく~っと頬を膨らませながら 「どうせあたしには似合わないですよ~だ」 といってすねた。それがまた可愛かった。