時は戦国、世は乱世。

誰もが一つの天下をねらい、刃を降り下ろす血にまみれた時代。

それと同様に、活気溢れる武士の時代でもあった。

物を言うのは武力のみ。

下剋上真っ盛り。その場に歩いていたのは...

しょぼんとした顔を隠しきれていない、一人の新米少年兵士だった。