壇上に、ゆっくり上がる後ろ姿。 少し長めの髪。 身長も高め。 もしかして……朝の…… こんなに、ドキドキしたのははじめて。 私…本当に…一目惚れ?! くるっとこっちを向いた彼。 眼鏡をかけた。 私の隣の男の子だった。 声……、似てたな。 人違いだ…。 …声違い? .