「わかんないや…。いつからか、ここにいたの」
その後、多分扉の向こうで微笑んだ。
顔は見えないけど、そう思った。
「へえー……変なの……。」
自然と、笑った。
小さな子と、話してるみたい…。
「あとさあ」
「何……?」
「なんで、そっち向いてるの?」
「え……」
見られてる…?
沈黙が起きる。
沈黙は、耳鳴りがするからやだ。
だから、壊してやった。
「……あなたそっちに居ないの?」
「違うよ、うしろに居るよ。ずっとここで話してたよ」
「……」
何だか……振り向けない。
嫌な予感というか……。
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