夜の中の秘密




私はすぐさま、赤夜に駆け寄った



「赤夜あああああぁあぁッッ!!!!」



赤夜は冷たく青くなっていく口で一言、言った




「よかった…ッ

…最後に…名前で…ッ


呼んで…くれて…ありがと…ぅ…」





擦れながら苦しそうに言い、私の緋色のコートのポケットを指差し
















赤夜は命、一年を残し、この世から去っていった