梓side











「おい!翼、さっさと起きろ!」






俺は【白石(シライシ)梓】






「‥‥う~ん。梓‥‥、もう、朝‥‥?」





双子の妹の【白石翼】を起こす役目を果たしている。





「今日は入学式だろ?さっさと起きないと遅刻するぞ?」








「え!?もうそんな時間!?………いやぁぁぁぁぁ!!!!!」




ドダダダダン!




翼がベットから落ちた。





ぶっ!!





「ちょ!梓、部屋から出てって!」








翼がさっきまで着ていた服が
俺の顔に飛んで来たかと思えば、
翼に追い出された。