う、うそっ…
うれしっバンっ!!

「「っ!?」」

わたしは嬉しくてしょうがなかった
しかし
大きな音が聞こえ振り向くと


「お兄ちゃん!!」「伶斗さん!」

お兄ちゃんが壁を叩き粉々にした
そしてすごく、怒っている

「…なに勝手なことしてんだよ
やるかよ、瑛梨奈を」

聞かれてたんだ

「お兄ちゃん盗み聞きなんて趣味悪いよ!」

「うるせぇ、瑛梨奈はだまってろ」

え?

「なによ、そのいいかた」

「おい淕」

お兄ちゃんわたしの話を無視する

お兄ちゃん、怖い

「はい」

「お前に瑛梨奈が守れんのか?」

「守ります、命にかえても」