「なんだと!?顔がいいからっていい気になりやがって!!」

まずい!

男が手を挙げたとき
俺は飛び出した

パスっ

あっちゃ~まりの前に出ちまった…

まりなんてゆーか…!?

俺はまりをみて固まった。

「…み…のる?」

まりは縛り上げられ、服は乱れ。泣いていた。

俺の中のなにかがキレた

「…お前ら。俺のまりに手を出したこと
覚悟しろよ」

俺は来てきた上着をまりに被せたあと

暴れまくった
まり以外のもの、全て壊して。

「みのる…もぅやめて…いいから」

ピクッ

まりにそう言われて
今の状態を確認した。

理科室の原形はなく。まわりに転がる
さっきまでピンピンしてた男ども。

そして俺をみて怯える顔をした
まりの顔。

俺は無言でまりの縄を解く…

ごめんまり…ごめん。
お願いだから嫌いにならないでくれ

ギュッ

!?