「なぁ、お前ら
最近まりに変わった様子なかったか?」

少しでもまりの情報が欲しいんだ

「変わった様子?」

りすと龍と涼が首を傾げる

「んーーーっ」

「あっ!!」

「あ、あるのかりす!?」

「ちょっ!みのっち顔近いよー!」

「あ。わりぃ」

ついつい

「んで?」

「男に絡まれやすくなった」

それはしってる

「瑛梨奈がいなくなってから、女に言われたい放題」

またかよ…でも、怪我がないってことは
手は出されてねぇか
でも、許せねぇ

「あ!そーえば!」

涼が思い出したようにいった

「なんだ!?」

「あれいつだったっけ?」

龍も同じことを思い出してたようだ

「2日前かな?」

土曜日、休みだ
確かあの日はアジトに集まっていた。

「みんなが帰って何時間かたってから
またちゃまねぇ戻ってきたよ?」

戻ってきた?

「うん、3時頃」

あの日は12時には解散してたな
なぜまりは戻った、忘れ物?

「なんで戻ってきたんだ?」

そんな真夜中に

「んー特に意味はないみたい」
「眠れないからってゆってた」

眠れない?

「でも、なんだか少し顔色悪かったかも…」
「あ。うん、たしかに、それに走って戻ってきたみたいで、息も上がってた」

「それから?まりはその後どーしたんだ?」

まさか1人で帰ったりしてねーよな?

「その日はアジトに泊まってたよ?」
「寝れないってゆってた割には
寝るのはやかったよ?」

とりあえず集めれるだけ集められたか。