「もういかなきゃ」

10.50分これが私達の乗る飛行機だ

「…元気でね」隼人

「ちゃんと帰って来いよ」実

「忘れないでよ!」リス

「「バイバイ」」龍、涼

「兄貴のことよろしく」哲也

「気をつけなさいよ」まり

みんな一言ずつ、いや…淕以外がお別れの言葉を言った

「またね!みんなも元気でね」

「おめーら、俺らがいないあいだもWOLFのことよろしくな!」

私とお兄ちゃんはキャリーバッグを
引きずりみんなにそうつたる

「「「「「「また!1月1日までに!」」」」」」

最後にみんなでそう言って私とお兄ちゃんは
エスカレーターに歩き出した

しかし

ギュッ

私に何かがしがみついた

「え?」

「な」

『「おっ!」』

私も隣にいるお兄ちゃんも
お別れしたみんなも、驚いてる

私に抱きついてる人物に
淕…だった

抱きついたと分かった瞬間

「行ってらっしゃい」チュ

彼は私の耳もとでそう甘く囁いて
おデコにキスをした。

「///行って・・・来ます」

パタン

私はエスカレーターにしゃがみこんでしまった

そのあとお兄ちゃんが
うるさいくらいなんか言ってたけど…
そんなの全然私の耳には入らなかった。




そのころのみんなは

「ろっくんかっこいー‼」リス

「俺のエリナァァァァ」てつや

「告白したもどーぜんだよな」隼人

「「ろくにぃやるー」」龍、涼

「成長したわねろく」まり

「あぁ!俺も伶斗にギュッとしたかった♡♡」実

「はいはい」まり

て、なってました