そのまま何分かたち
足音がきこえてきた
ザっ
足音はとまり
「おい!何してる」
お兄ちゃんの声がした
ちょっと返り血かな?を浴びて
服がボロボロのお兄ちゃんたちが
走ってきたようだ
「おいてぇめぇー瑛梨奈に何した」
お兄ちゃんはひどく怒った顔をした
「別に何も」
ぶっきらぼうに哲也は答える
「何も?じゃなんで抱き合ってたんだよ」
どーやら抱き合っているのに腹を立てたようだ
「知らないよエリナがかってに抱きついて来たんだよ」
ほんとのことを話す哲也
「あぁ?嘘言ってんじゃねーよ」
お兄ちゃんが哲也の胸ぐらをつかんだ
だけど
パシ
わたしはお兄ちゃんにビンタした
「「「!?」」」
みんなが驚いている
「嘘じゃない」
私はまっすぐ目を見てお兄ちゃんにいった
「エ、リナ?」
お兄ちゃんは唖然とする
「瑛梨奈、謝れ」
実さんがゆう
「いや」
わたしは哲也の話を聞いて
お兄ちゃんを見損なった
「お前その意味わかってんな」
お兄ちゃんは覚悟を決めたような顔をする
シュ
日本刀をだした
「わかってるよ」
だからわたしも覚悟を決め、ウエディングドレスの長いスカートを膝ぐらいまでちぎった
シュ
そして
わたしも背中から日本刀をだす
昔よくしたケンカ…でしょ?
久しぶりに本気だせるな
「ちょ2人とも」
まりちゃんの焦り声も
「兄弟喧嘩が始まる」
淕の見守る声も
「「…れいにぃ、えりなねぇ」」
龍、涼の不安そうな声も
「…」
隼人さんの沈黙も
「こらゃ危ないな」
実さんの冷静さも
全部、わたしが守るんだ。
「全員離れてろ」
お兄ちゃんがみんなに指示を出す
足音がきこえてきた
ザっ
足音はとまり
「おい!何してる」
お兄ちゃんの声がした
ちょっと返り血かな?を浴びて
服がボロボロのお兄ちゃんたちが
走ってきたようだ
「おいてぇめぇー瑛梨奈に何した」
お兄ちゃんはひどく怒った顔をした
「別に何も」
ぶっきらぼうに哲也は答える
「何も?じゃなんで抱き合ってたんだよ」
どーやら抱き合っているのに腹を立てたようだ
「知らないよエリナがかってに抱きついて来たんだよ」
ほんとのことを話す哲也
「あぁ?嘘言ってんじゃねーよ」
お兄ちゃんが哲也の胸ぐらをつかんだ
だけど
パシ
わたしはお兄ちゃんにビンタした
「「「!?」」」
みんなが驚いている
「嘘じゃない」
私はまっすぐ目を見てお兄ちゃんにいった
「エ、リナ?」
お兄ちゃんは唖然とする
「瑛梨奈、謝れ」
実さんがゆう
「いや」
わたしは哲也の話を聞いて
お兄ちゃんを見損なった
「お前その意味わかってんな」
お兄ちゃんは覚悟を決めたような顔をする
シュ
日本刀をだした
「わかってるよ」
だからわたしも覚悟を決め、ウエディングドレスの長いスカートを膝ぐらいまでちぎった
シュ
そして
わたしも背中から日本刀をだす
昔よくしたケンカ…でしょ?
久しぶりに本気だせるな
「ちょ2人とも」
まりちゃんの焦り声も
「兄弟喧嘩が始まる」
淕の見守る声も
「「…れいにぃ、えりなねぇ」」
龍、涼の不安そうな声も
「…」
隼人さんの沈黙も
「こらゃ危ないな」
実さんの冷静さも
全部、わたしが守るんだ。
「全員離れてろ」
お兄ちゃんがみんなに指示を出す

