「ちゃまひどいー!」

最後に来たのはさっきまで一緒だったリス

とパンを加えながら
んっ軽くてを上げたこいつが

あの人。

あの人てゆーのは

山風 淕ーー やまかぜ ろく
のこと
金髪で無愛想で口が悪くて
女子からの人気はすごいみたいだけど…
わたしには理解不能
それから
喧嘩が強い ま、わたし以下だけど!
そんな淕がみんな怖くて近づかない
だから屋上にも誰もこない
あの人=淕いるから

「ろくーいつもいってるでしょ?
歩きながらパンを食べないのーって
行儀悪いよ」

いつもわたしがこーわいってるものの
淕のこの行動は治らない

「…うるせぇ」

淕は眉間にシワを寄せてウザそうにわたしに
いった

「なによそのいーかた!可愛くない」

会えばいつもこれ
淕は口喧嘩が絶えない
相性が合わないんだよね…

「かわいーなんて思ってほしくねーし」

ほら売り言葉に買い言葉

「もーなによ、いつもいつも!
そんな言い方ないでしょ?」

Wolfのみんなもいつものことだからって
呆れて私たちを無視して円になってご飯をたべてる

そして
わたしも次第にどーでも良くなって
お弁当を食べ始める

でも淕はいつもいつも謎てか不思議

こーやって口喧嘩ばかりして仲悪いし
ろくは私のことは嫌いなはずなのに…
お弁当を食べる時は決まって私のとなりに座る

別に場所きまってないんだけどな