「成績、テストだけでつけてあげよっか?」 目の周りのシワが寄って嬉しそうに校長はわらう。 もう、50以上のばばぁなのに思いっきり笑った。 何考えてやがる。 「・・・、条件は?」 おもわず、睨みつけると 「面倒を見て欲しいんだ。」 「え?だれを?」 そして、校長は子供みたいに嬉しそうに言った。 「まぁここじゃ言えないからね、」 賑わってきた職員室から校長は俺を押し出し、 校長室に入り言った。