男達Saido

面倒くせー。
なんでこんな此処は治安が悪いんだ。

「はぁ~。」

おもいっきりため息を付いた。

「溜息つくと幸せが逃げますよ。」

横にいる男がっちょっかいを出してくる。
「うっせー。」

眠い・・・。

「お母様!お母様!」

そんなことを思っていると一人の女の声が聞こえた。
「聞いたか?」

「「「「「「あぁ(はい)」」」」」」

俺達は、走って声のした方に向かった。

そこには倒れた女と立ち尽くす少女がいた。
もう、女は息絶えていた。

それから俺達はその少女を連れて帰った。

朝、少女は起きてこない。

イライライライラ

「「「「「(怖っ)」」」」」」

「ちょっと呼んでくる。」

そう言って俺はあいつの部屋へ向かった。

俺がふすまをかけるとそいつは顔を向けた。

「っ・・・///」

誰だこの美少女!

昨日は暗くて見えなかったがそこにいたのは寂しそうな雰囲気を出した少女だった。