君色物語





「私、嫌いなんだ。キミみたいなタイプ。クラスの人気者ってやつ?」


キミが困った顔をする。


「なんだよそれ。」


「ってことで、もうあんまり話しかけないでねー。」



キミから逃げるため、走った。