「あ、いえ……」
先輩に謝られても、わたしは首を振ることしかできない。
だって、先輩だもん。
すると先輩は、首の後ろに手を当てて、
うつむきながら呟いた。
「なんで…もらってくれたの?」
そんな先輩が、可愛く見えた。
…というのか、それ訊いちゃいます?
じゃあ先輩は、何でくれたんですか?
そんなことは言えるはずはなく。
勝手に脈ありだと思い込んで、勇気をかき集めた。
先輩に謝られても、わたしは首を振ることしかできない。
だって、先輩だもん。
すると先輩は、首の後ろに手を当てて、
うつむきながら呟いた。
「なんで…もらってくれたの?」
そんな先輩が、可愛く見えた。
…というのか、それ訊いちゃいます?
じゃあ先輩は、何でくれたんですか?
そんなことは言えるはずはなく。
勝手に脈ありだと思い込んで、勇気をかき集めた。


