年上彼氏【短】

「先輩のとこに行かなきゃだよ!」



葉月は興奮したようにそう言うと、いきなり走り出した。




「えっ…は、葉月は!?」


葉月も先輩に告白する予定だったんじゃ…



すると葉月は、ニヤリと笑った。



「今、その先輩と歩夢先輩が2人なの!」



それは…好都合で…




わたしは言葉を発せないまま、

3年の塊へと突っ込まされた。