・○゜。○゜。○・ それはユリシズが目を覚ました瞬間でございました。 ニエマイアは目を覚ましたユリシズをしっかりと力強い腕の中に閉じ込めます。 そして――。 ニエマイアの顔に、両親を亡くして以来すっかり消え失せてしまった笑顔が甦ります。 ・○゜。○゜。○・