・○゜。○゜。○・ しかしどうしたことでしょうか。 彼はこの場所を知っていると、そう思ったのです。 そうして奥、さらに奥へと進んでいくと、そこにはそれはそれは、たいそう美しい、ニエマイアの顔と同じ大きさの一輪の真紅の薔薇がございました。 ニエマイアは、真紅の薔薇の前にひざまずきます。 ・○゜。○゜。○・