「亜美、テストの結果どうだった…。」


ニヤニヤしながら聞いてくる龍。


「き、きかないでよっ!」

「んー、どれどれ…」


背中に隠したはずの答案が、なぜか龍の手に。


「こりゃ、すごいw」

「返してよぉ」


手を伸ばしても、うまくかわされた。



「問題!
7+7÷7+7×7−7=?」


「えーとっ…


14!」

「どうして、そんな答えになるんだか…」


結構自信あったんだけどなぁ…

呆れちゃってるよ…


「ほんと、亜美は馬鹿だよな。」

「ばかっていう方がばかなんだよっ!」

「馬鹿w」

「もぉー、龍のばかぁ!」