あたしの救世主





「おい、何すんだよ!颯太!!」




山崎君が声をはって言った




…颯太って……




橋村!?




あたしもプリントを持っている人を見た




それは確かに、橋村だった




「橋…村……」




名前を呼ぶと




橋村はあたしを見た




そして、優しく微笑んだ




……のは、一瞬だけ




その顔はすぐに




鬼のような形相に変わった




「お・ま・え・なぁー!!
仕事やるって言っただろ!
ちゃんと教室にいろ!!」




橋村はあたしの頭をぐりぐりしながら言った




「い、痛い痛いっ!!」