「~~!!!」




橋村の整った顔が




あたしの目の前にある




「んー、熱はねぇな
…て、顔赤いけどほんとに大丈夫か?」




「だ、だだだだ大丈夫!!」




そう言ってあたしは橋村から




パッと離れた




「そ、ならいっか。じゃあ教室戻るぞ」




「う、うん…」




……あー、ビックリした!!




なんか近くてドキドキした…




それに、なんかほっぺた熱い…




…え




今あたし、橋村にドキドキした…!?