あたしの救世主





連れてこられたのは




人気の少ない校舎の端側




あたしの腕を掴んだまま




橋村は黙っている




「…あのー、橋村…君?…」




名前を呼ぶと




橋村は勢いよく振り返ってきた




…うわうわうわー!!




顔めっちゃ怒ってるんだけど!!




「…お前……」




声怖っ!!




しかもなんか手が目の前にあるだけど!




殴られる!?




そう思って咄嗟に目をつぶる




その瞬間……