どれくらい経っただろう… それなのに 仕事は一向に終わる気配がない… やっぱ橋村にも 手伝ってもらえばよかったかな… てか、どうせもう帰っちゃってるよね 「疲れた…」 「一人で全部やろうとするからだろ」 突然ドアの方から声が聞こえた びっくりして声の方に顔を向けると 「橋村……」 「なんで俺を呼ばねーんだよ」 「だって…もう帰ったと思ってたし…」 「帰ろうとしたら西島に止められた 笹本と一緒じゃないのかって んで、仕事の話も聞いてきた」 「そーだったんだ…」