あたしの救世主





「え!じゃああたしも行くよ!!」




「いいから、お前は待ってろ
てか、疲れてるだろ?」




「えっ…」




なんで分かるの…?




確かに今日はいつもより高いヒール履いてて、少し歩きずらかったんだよね…




「それに、お前いると
どこ行くかわかんねぇしな」




「なっ…!」




「とにかく、ここで大人しく待ってろ」




「…はーい」




「ん。」




そう言うと、橋村は人混みの中に入っていった




あーあ…手離れちゃったな…




なんか寂しい…




てか、ずっと繋いでてくれたんだね




なんだかそれだけで嬉しいな…